ルイ14世の命により1661年、ヴェルサイユの地に壮大な新宮殿の建設が始まった。王は自らの権力を全ヨーロッパに示すため、宮殿にフランス・バロック建築様式を多用し1682年に新宮殿はほぼ完成した。完成を見計らいルイ14世は、宮廷と政府機関をパリのルーブル宮からヴェルサイユへ移した。
フランスといえば、ファッション、芸術、ワイン、フランス料理、そして世界遺産。そんなオシャレなイメージのフランスに、オッサンばっかりで研修旅行に行ったのさ。
パリで一泊し、世界遺産「パリのセーヌ河岸」を観光した後は、ヴェルサイユへ移動する。ヴェルサイユはパリからバスで40分ほどの距離にある。その名のとおり、ここには世界遺産「ヴェルサイユの宮殿と庭園」がある。ヴェルサイユの街中にあるホテルにチェックインし、ブラブラと夕食の店を探す。
フランス人はオープンテラスの席でワインを飲むのが大好きな国民。ここオルセー通りのフランス料理の店も、店内ではなく歩道にテーブルと椅子を並べて、みんなワイワイと食事とワインを楽しんでいる。
スープやらサラダやら、なぜかデザートも先に出てくる。
フランス料理店でBBQなんぞ楽しむ。
今日のホテルは、LA RESIDENCE DU BERRYという三ッ星ホテル。建物の中には中庭があり、夜更けまでワインを飲みながら喋ったり、ワインを飲みながらビリヤードをしたりと、おっさん達はヴェルサイユの夜を満喫する。
ヴェルサイユの街をブラブラする。
さすがフランス、八百屋さんもオシャレな感じ。
ヴェルサイユの街角。
ヴェルサイユの街角。お土産なんぞ物色する。
ヴェルサイユの街角。時計台のある教会。
突然、広大な森と池が現れる。ピエース・ドー・デ・スイス(Pièce d'Eau des Suisses )。どうやらヴェルサイユ宮殿の庭園の調整池のよう。
さて、いよいよヴェルサイユ宮殿へと向う。
太陽王、ルイ14世。
ヴェルサイユ宮殿の広さは1,000ha。東京ドームの約220個分、と言われてもピンとこない。まぁとにかく広いんだな、と。
Grille d'honneur。鉄条門を入って行くと・・・
金ピカの鉄柵が行く手を遮る。こちらは太陽門(Cour d'Honneur)といい、ここから先は有料区域となる。。
料金を払い進み入る。正面が本館で左が南翼棟。そして右が北翼棟。
本館の屋根にある時計台。うーんゴージャス。
とにかく宮殿内は部屋がいっぱいあり、そのすべてがゴージャスな絵画や置物で飾られている。
国王の寝室やら、王妃の寝室やらを見る。ここは誰の寝室だ?
王室礼拝堂(Chapelle de Royal)16歳のルイ16世と14歳のマリー・アントワネットが結婚式を挙げた礼拝堂。
天井には、「神に選ばれし王の絵」が描かれている。
天井やら壁やらシャンデリアやら、すべてが豪華絢爛。
ここからが一番人気の、鏡の回廊(Galerie des Glaces)。
戦争の間。戦争で戦うルイ14世のレリーフ。「ベルサイユのばら」のモデルになった。
鏡の間(La Galerie Des Glaces)。長さ75m、幅10m、高さ12mの部屋に、578枚もの鏡が埋め込まれている。
鏡の回廊では、ルイ16世とマリー・アントワネットの婚礼舞踏会が行われた。
めちゃめちゃ広い左右対称の庭園。セーヌ川より巨大な水車で水を引き、噴水や池を多用した庭園を作り上げている。
ダビデ像? いい肉体美だが、意外と○○○はちっこいな。などとおっさん達はゲスな感想を言い合う。
フランス式の庭園はアンドレ・ル・ノートルによる最高傑作。
ゴージャス。
豪華な銀食器が並ぶ大膳式の間。王と王妃が公式な食事をする部屋。
祭典の間に飾られたダビッド作「ナポレオン1世の戴冠式」。
700以上の部屋がある。もうイイや、お腹いっぱい。